ここ数年のGMP査察におけるトレンドとして挙げられる、「Data Integrity(データの完全性)」。
Data Integrityとは、データのライフサイクルを通して、すべてのデータが完全であり、矛盾がなく、正確であることの程度を示し、データの正確性、完全性、内容、そして意味が確実になるような取り決めが必要であることを意味します。
電子データの管理に対する要求が高まる中、データの入力や転送がマニュアルで行われることもあるため、実際には様々な理由で直接接続が実現されないことがあります。
このホワイトペーパーでは、メトラー・トレドのLabXソフトウェアを使って電子データの検索や収集、先に述べた直接接続の問題をクリアし、データの完全性を実現する方法をご紹介します。
この方法を使った場合には、以下のメリットが挙げられます:
- SOP(標準作業手順)遵守
- 手書き入力によるエラーの低減
- 生産性と効率性の向上
- コンプライアンスへの適合
- 計量および分析結果の改善
下記のリンクよりダウンロードが可能です。また、当ガイドをダウンロードいただいた方へ、データの完全性への対応状況が確認できるチェックリストを提供しています。ぜひ、ご活用ください。
データの完全性をサポートするメトラー・トレドのソリューション
計量アプリケーション
XPEシリーズの分析・上皿天びんは、精度と操作性そして堅牢性を追求した最上位クラスの天びんです。
カラータッチスクリーンに表示されるガイダンスにより、SOP遵守を正確にサポートします。
- ログインパスワードとユーザ毎の権限管理
- 機器状態や内部校正をモニタリング
- メタデータを含む測定結果出力
pH / イオン / 導電率 / 溶存酸素
SevenExcellenceは、pH/導電率・溶存酸素/イオンと酸化還元より必要な測定項目を最大3個まで自由に組み合わせることができます。
日本語のカラータッチパネルとSOPのショートカット作成により操作1つで測定が開始可能です。
- ログイン時のパスワード設定(ユーザー管理)
- データ消去やSOP変更の保護
- センサ有効期限の設定とアクション