シングルユース溶存酸素センサ

シングルユース酸素センサ(またはシングルユース溶存酸素センサ)は、バイオリアクターバッグメーカーがシングルユースバッグに組み込むことを前提に設計されたDO測定用センサです。 メトラー・トレドのシングルユースDOセンサは、光学的測定原理により酸素濃度を測定し、シングルユースバッグ内の溶存酸素測定を必要とする幅広いバイオプロセスアプリケーションに使用できます。 プロセスの安全性に配慮した堅牢な設計のメトラー・トレドのシングルユース光学式DOセンサは、再利用可能センサと同じ出力信号を提供しながら、バッチ全体を通して長期的な安定性を確保します。 接液ポリマー材料はすべてUSP 88 VI認定材料を使用しています。

シングルユース酸素センサは、バイオリアクターバッグメーカーによってシングルユースバッグ（SUB）に直接組み込まれているため、取り出して交換することはできません。 シングルユースDOセンサを搭載したSUBアセンブリ一式はガンマ線照射後、滅菌済みの状態でバイオ医薬品メーカーに出荷されます。 結果として、シングルユース酸素センサがリアクターから取り外されることはなく、またオートクレーブ滅菌されることもありません。

メトラー・トレド社のInSUS 607は、シングルユースバッグに組み込むために設計されたシングルユースDOセンサです。 このシングルユース酸素センサは光学技術を利用して、高速で正確な溶存酸素測定を行います。 保管寿命は乾式保管で36か月間です。使い捨てDOセンサはUSP 88 VI認定材料を使用し、最高のプロセス安全性を確保しています。

メトラー・トレドのシングルユースセンサは、シングルユース機器に統合するものとして、バイオプロセス機器メーカーに直接販売しています。 エンドユーザーへの直接販売は行っておりません。  シングルユースpHセンサやシングルユース溶存酸素センサにご興味のある方は、バイオプロセス機器メーカーにメトラー・トレドInSUSシングルユースセンサについてお問い合わせください。