カプセル充填は、前臨床試験やヒト初回投与試験で非常によく行われる作業です。充填は手作業で行われることが多いのが実情ですが、その理由はサンプルシリーズが充填機には小さすぎるか、またはカプセルごとに必要量が異なり、自動化するのが容易ではないからです。手作業は難しく、誤差が発生する可能性や安全上のリスクもあります。また、時間がかかるため、非効率的でコストもかさみます。
カプセル充填の課題に対するソリューション
カプセル充填プロセスの自動化によって、生産性と安全性の両方を大きく改善できます。しかし既存のソリューションでは、操作が難しいか、多額の投資が必要か、またはカプセルごとに異なる調合ができないことがあります。
メトラー・トレドの自動ソリューションは、カプセル充填のまったく新しい基準を実現しました。メトラー・トレドが提供するサンプルチェンジャーは最大30スロットを備え、粉末または液体の無人による自動分注が可能です。手動による分注よりもはるかに高速なカプセル充填が可能で、時間を大幅に節約できます。さらに、サンプルチェンジャーによる自動処理と並行して、分析に重要な他の作業に集中できます。
