自動重量測定

パーツ、モジュール、またはキットの静的計量による品質管理ソリューションでは、自動化は既定路線ともいえます。 自動装置によるピックアンドプレイス操作には、処理装置が機能不全の場合に備えて過負荷防止機構が必要です。 また計量モジュールには、計量対象のパーツに対して十分なひょう量の保持装置が必要です。 メトラー・トレドの高精度な計量モジュールは、生産環境での使用を前提に設計されています。

幅広いサンプルの計量やピペッティングなど、研究室での日常的な作業は、その多くが自動化されつつあります。しかし、研究室の作業台のスペースには限りがあります。メトラー・トレドの高精度な最新計量モジュールは占有面積が非常に小さく統合が容易なので、各種機器や自動化された計量ステーションにシームレスに組み入れることができます。

ロスインウェイト式フィーダーを使用する自動計量には課題があります。それは、重量のある前負荷と供給フィーダーからの継続的な振動です。メトラー・トレドの計量モジュールが備える優れたフィルタテクノロジーにより、過酷な環境での測定でも精度の高い測定結果を確実に得られます。 大ひょう量と高精度の組み合わせにより、高ターンダウン比で正確に供給を継続できます。

自動計量のデータ交換は、単に A 点から B 点に情報を送信するだけではありません。ユーザーは PLC/ERP システムにシームレスに適合するエンドツーエンドのソリューションを期待しています。アドオン通信プロファイル、各種の通信フォーマット、通信速度は、コンプライアンスを促進し効率的で経済的なシステム構成を可能にします。 メトラー・トレドの総合的な接続ソリューションによって、指示計、変換器、スケール、計量モジュールを最も一般的なネットワーク環境にシームレスに統合できます。