熱分析による品質管理
品質管理(QC)部門の多くは、より少ないリソースで実績をさらに高めるという課題に直面しています。 このため多くの企業は、効率性を最大化すると同時に、不具合のない製品、そして顧客の品質・安全性ニーズを満たす製品を確実に顧客に提供する方法を模索しています。
メトラー・トレドのSTARe熱分析システムでは、直感的に操作できるソフトウェア、パワフルなオートメーション、LIMS接続を活用することで、これらの目標を達成しデータインテグリティも維持できます。
本ガイドの内容:
- 品質管理の要件(SOP、合否判定基準、監査など)
- 品質管理が関係する業界とアプリケーション
- 熱分析手法(DSC、TGA、TMA、DMA)
- 品質管理手順をサポートするSTAReソフトウェアの機能
熱分析による品質管理 – 参考資料
メトラー・トレドは、機器適格性評価、オートメーション、メンテナンス、校正、メソッド開発、バリデーション、評価、解釈、トレーニング、文書作成、アーカイブについてサポートを提供します。
熱分析アプリケーション
以下に、よく知られている当社の熱分析アプリケーションマガジンUserComとTA Application Databaseから抜粋した品質管理アプリケーションの例をご紹介します。
熱分析アプリケーションについて詳しくはこちらへ
品質管理ソフトウェアオプション
品質管理ソフトウェアオプションにより、容易な管理と製品品質の追跡が可能になります。
品質管理オプションの詳しい使用方法について、この包括的なハウツービデオでお確かめください
データインテグリティ
規制対象外の業界であっても、優れたデータ管理方式を確立することにはメリットがあります。 メトラー・トレドのデータインテグリティオプションは、とりわけデータセキュリティとデータ品質の向上を目指す業界に特化しています。
21 CFR Part 11の遵守
食品、製薬など厳しい規制対象の業界向けに開発されたCFR STARe熱分析ソフトウェアオプションは、アプリケーションへのパスワードアクセス制御を実現し、ユーザーレベルごとのユーザー権限を割り当て、電子記録によりファイルのインテグリティを確保し、監査証跡と電子署名を適切に記録します。
熱分析の実践ハンドブック
この包括的なハンドブックでは、DSC、TGA、TGA-EGA、TMA、DMAの実践的かつ理論的な側面と、さまざまな業界向けの主なアプリケーションを紹介します。
全業界向けの最高の校正ツール
FlexCalは、測定メソッドで指定されている昇温速度、パージガス、サンプルパンの種類に合わせて正しい調整パラメータを自動的に適用することにより、毎回正確な結果を保証します。
LIMS
LIMSインターフェイスソフトウェアオプションによって、STAReソフトウェアデータベースにアクセスし、STAReシステムの一部の機能を制御することができます。
リファレンスライブラリ
熱分析リファレンスライブラリを活用することにより、関連情報を容易に保存、選別、取得し、材料の特性評価と識別を容易に行えるようになります。
熱分析サービス
ハンズオントレーニング、対話式ウェビナーから、熱分析の専門家が執筆したハンドブック、UserCom、熱分析アプリケーションなどの教育資料まで、メトラー・トレドの世界水準の熱分析サービスをお役立てください。