気象条件や道路交通などの環境要因は、周囲温度や気圧の変化を引き起こす可能性があります。
このビデオで紹介されているSTAReソフトウェア「実験スケジューラ」機能は、ユーザーが最も正確な結果を得るのに役立つ時間に自動的に実験を開始できるように設計されています。
熱分析ソフトウェアの詳細については、インターネットまたは無料の評価版熱分析ソフトウェアをダウンロードしてテストしてください
STARe 熱分析ソフトウェア測定スケジュールのセットアップ
メトラー・トレドのSTARe熱分析ソフトウェアを使用すると、いつでも実験を開始できるようにスケジュールできます。これは、静かなラボを必要とする高感度測定に非常に役立ちます。
気象条件や道路交通などの環境要因は、周囲温度や気圧の変化を引き起こす可能性があります。また、携帯電話などの電子機器は、測定曲線にアーチファクトを引き起こす可能性があります
これらの要因は、DSC 曲線にアーティファクトとして現れます。この例では、冷気の流入により室温が急激に変化し、その結果、熱伝達が急激に変化し、測定に影響を与えます。
このような外部条件が測定結果に与える影響を最小限に抑えるために、ユーザーはラボの最も静かな時間に実験を開始するようにスケジュールすることができます。STARe熱分析ソフトウェア「測定スケジューラ」機能は、実験を自動的に開始し、実験の繰り返しや測定の終了を待つことなく、時間を節約できるように設計されています。
次に、実験の開始時刻をスケジュールする方法を説明します。
STARe熱分析ソフトウェアのモジュールコントロールウィンドウに移動し、実験バッファーから目的の実験を右クリックして選択します。次に、 [実験の編集] を開き、 [開始] ボックスで [時間指定の自動開始] オプションを選択します。時間指定自動開始では、開始日時をスケジュールできます。矢印ボタンを使用してカレンダーを開き、希望の日付と時刻を選択するだけです。開始日時は、実験バッファーの [開始] 列に表示されます。[OK] をクリックして設定を確認し、保存します。これで、選択した実験の開始日時がスケジュールされました。
ここまで、メトラー・トレドのSTAReソフトウェアで測定のスケジュールを立てるのがいかに簡単かを見てきました。
測定スケジューラーに加えて、実験の進捗状況を即座に更新するように電子メールアラート機能を設定できます。
熱分析関連の「ハウツー」ビデオについては、www.mt.com/ta-videos にアクセスしてください。