Flash DSC 2+は、高速DSC測定に革新をもたらします。これまで不可能だった再組織化プロセスの分析を行うことができます。
超高速の昇温速度と冷却速度により、熱によって発生する物理転移および化学プロセスの研究に新たな局面がもたらされます(ポリマーや金属などの結晶化および再組織化など)。
Flash DSC 2+には、次のような多くの特徴があります:
- MultiSTARセンサ(UFS 1またはUFH 1)を搭載 – 標準のUFS 1チップセンサ(大量の有機材料と500°Cまでの温度用)または高温UFH 1センサー(1000°Cまでの温度用)
- 最大3'000'000K /分の超高速加熱速度 – 再組織化プロセスの研究に最適
- 最大2'400'000K /分の超高速冷却速度 – 定義した構造特性での素材形成が可能
- 高い測定感度 – 高い測定感度
- 広範囲の設定温度範囲 – –95°Cから1000°Cまで測定可能
- シンプルな操作性 – サンプル調製とセンサ交換を簡単に行うことができ、便利な結果評価も利用可能
- 無酸素雰囲気での測定 – サンプルを酸化から防ぐことが可能
- 高速応答センサ – 高速反応や結晶化プロセスの速度論分析が可能