メトラー・トレドの新しいハイエンドのベンチスケールシリーズにより、高度な個数計数と品質管理が容易にできるようになります。計量範囲は0.6~300kg、最小表示は最大750,000dで、重い部品や大量の計量を高精度で容易に行うことができます。
新しいPBK9ベンチスケールは幅広いサイズとひょう量を備えた計量プラットフォームです。最も小さいプラットフォームはひょう量が0.6kgで、取引証明以外用最小表示は1mgです。最も過酷な条件にも耐える軟鋼またはステンレス鋼製が用意されています。
大量の個数計数の新しい基準
定評あるICS685指示計に接続することで、手動プロセスでも自動プロセスであっても、スケールのライフタイム全体を通じて優れた結果が得られます。個数計数アプリケーションに2つのスケールを使用するのではなく、計量部を1つなくし、プロセス全体で1つのPBK9計量部だけを使用します。数万個の部品が含まれる大規模のロットを計量し、同じスケールで個数計数基準を使用できます。このスケールの高い精度によりコストを削減し、倉庫のスペースを減らし、不要な動きを減らすことができます。
重い部品の重量チェックと品質管理
組立部品に傷がないか、またはケーブルコイルの長さが適切かどうかの確認は必要ですか?PBKベンチスケールは、重い組立部品であっても、わずかな不具合も決して見逃すことはありません。たとえば、メトラー・トレドのモノブロック高分解能テクノロジーにより、0.5gという非常に小さな取引証明以外用最小表示を備えた300kgのプラットフォームで、重いモーターブロックへの潤滑剤の塗布を測定できます。
自動化によるスループットの向上
PBK9スケールは業界をリードする安定時間と、1秒あたりの更新が92回といったきわめて高速のデータレートが特長です。これにより、自動個数計数と重量チェックのいずれを行う場合でも、この計量部は高速計量プロセスに最適です。最適化された信号フィルタリングの選択が特殊なツールによってサポートされるため、制御システムですばやく安定した計量値を常に得ることができます。