自動計量で生産効率を改善
効率的なプロセスの自動化は、オペレータの人数を減らしながら生産効率を改善できます。革新的な自動完全性チェックやオーダーピッキングにより、オペレータは容器の交換が通知された時に介入するだけで済み、時間と労働力の大幅な節約につながります。
計量を自動化することで、人件費や部品の移動にかかる時間を削減できます。メトラー・トレドのICS5計数スケールは、重量チェック、個数計数、および充填チェックが可能で、さらに特別なソフトウェアとデジタル入力/出力（I/O）信号により、従業員を低付加価値作業から解放します。
標準的な自動化設定
内容量管理やオーダーピッキングのための個数計数または重量チェックは通常、生産機械で行われます。これには一般的に、計量指示計を1～2台の計量プラットフォームに接続した、ある程度の自動化が含まれます。
ICS5小型スケールでは、重量チェックまたはターゲットへの充填機能を有効にして、目標重量に対する部品の数を指示計がモニタリングできるように設定できます。目標値に達したら、指示計はフローを2番目の容器に切り替えるように信号を送ります。オペレータの介入はまったく必要ありません。
インターフェイスで自動化を強化
アラームやその他の信号は、オプションのデジタル I/O インターフェイスを介して送信されます。このインターフェイスは12 V DC出力を利用して外部アラームや容器プッシャーを制御します。合計4つの出力を使用することが可能で、スケールからデジタル情報をプログラム可能なコントローラに送信します。同様に、入力は、風袋やゼロ設定など重要なタスクが必要な場合にスケールに呼び出すことができます。
外部光学式アラームでは、容器が満たされたことをオペレータに通知し、交換を促します。また、容器の交換はプッシャーを使って自動化することもできます。充填された容器には、品目ID、日付、時刻、部品の数、その他関連する識別情報が印字され記録されるので、優れたトレーサビリティが実現し、監査も容易に行うことができます。