紫外可視分光法による血清中のマグネシウム測定(日本語版)

カルマジトキットを使用した分光測定

マグネシウムは、主要な細胞内陽イオンです。各アデノシン三リン酸(ATP)依存性酵素反応には、補助因子としてマグネシウムが必要です。マグネシウムはさらに筋肉/神経機能を維持し、骨を強く保ちます。

この実験では、分光測定キットを採用した血清中のマグネシウムの定量測定を行います。マグネシウムは、アルカリ溶液中で色素原カルマガイトと紫色の複合体を形成します。生成した色の強度は520nmで測定され、サンプルのマグネシウム濃度に比例します。

※本分光光度計は医用使用には対応していません。