醸造所向けポータブル型DO変換器

ポータブル溶存酸素計は、産業プロセスにおける溶存酸素をアトラインでモニタリングするための機器です。 一般的に、インライン式DOセンサの継続的な使用が不要、または使用できない場所でプロセスのDO濃度試験を行うために使用します。 また、インライン式DOセンサに近いサンプリングポイントで使用することにより、センサの測定値が正しいことを確認したり、インライン式センサを校正するためにも使用できます。 メトラー・トレドの主要なポータブル溶存酸素計が、InTapポータブル溶存酸素変換器です。

InTapポータブル溶存酸素計は、醸造用途向けに設計された特別な光学式溶存酸素センサを使用しています。 このセンサは、メトラー・トレドの醸造所向け低ppb光学式溶存酸素センサ「InPro 6970i」と同じ技術を使用しています。

重量3.2kg (7lbs) のInTapポータブル溶存酸素計は、醸造所や生産現場でも容易に持ち運ぶことができます。

インライン式DOセンサの校正の課題に対処するために特別に設計されたInTapポータブル溶存酸素計は、校正作業の負担を最大50％削減します。 インライン式センサに近いサンプリングポイントで使用できるポータブルDOメータは、校正情報をBluetooth通信によりT100 Bluetoothアダプタを装備したインライン式DOセンサに手動で入力することなく迅速に直接書き込むことができます。 これにより、校正時間を短縮し校正中にエラーが発生するリスクを低減します。

InTapは8GBのデジタルストレージを備え、最大99測定ポイントのデータを保存できます。 InTapポータブル溶存酸素計によって記録されたデータは、詳細な文書化と分析のためにUSBドライブに保存できます。