InPro 4850i pH/ORPセンサ

過酷なクロールアルカリ工程で高性能を発揮

InPro 4850iは、クロールアルカリ工程専用に設計された二重膜式pH/ORPセンサです。このpHセンサには隔膜がないため、他のpH/ORP電極では故障の原因となる塩素や他の酸化剤の影響を受けません。InPro 4850iは、干渉や歪みの影響を受けず、100%のシグナルインテグリティと安定性を確保するデジタルのインテリジェントセンサマネジメント(ISM)pHセンサで、高度な診断機能によりメンテナンス管理をサポートします。

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FAQs

InPro 4850iセンサとは何ですか?

InPro 4850iは、ナトリウム濃度が安定しているプロセスの測定に使用する二重膜式pH/ORPセンサです。このセンサは、正確な測定と過酷な環境向けの耐久性を兼ね備えています。

InPro 4850iシリーズにはどのような長さのオプションがありますか?

InPro 4850i pHセンサには、120 mmと225 mmがあります。

クロールアルカリ工程向けに特別なpHセンサが必要なのはなぜですか?

クロールアルカリ工程に特別なpHセンサが必要なのは、この工程がpH電極に非常に大きな影響を与えるからです。塩素はセンサの参照システムを汚染し、結晶化した塩水と沈殿した不純物は隔膜を詰まらせ、環境が液絡部を腐食させます。さらに、この工程向けに設計されたセンサの高インピーダンス出力信号は、干渉の影響を非常に受けやすくなります。つまり、センサの性能は低下し、故障しやすくなってしまいます。

InPro 4850i二重膜式pH電極は、これらの問題をすべて解決します。この信頼性が高く、長寿命で、低メンテナンスのセンサは、どんなに過酷な環境でも、卓越した測定性能を確保します。

InPro 4850iセンサの主な特長は何ですか?

クロールアルカリ工程に適したInPro 4850i pHセンサの主な特長は、

  • ナトリウム参照(pNa)システムです。この電極は、塩水中のナトリウムイオンによって帯電するナトリウム感応ガラス膜を特長としています。このセンサは、塩水のナトリウム濃度を基準としています。
  • 隔膜がないため、安定した測定が可能で、ドリフトもありません。pNa参照システムはハーメチックシールになっています。隔膜がないため、酸化物が電極に入り込み、参照システムを腐食させることもありません。
  • デジタル出力は100%の信号安定性を実現します。InPro 4850iは、インテリジェントセンサマネジメント(ISM)を搭載しています。この技術は、デジタル化した信号をセンサから変換器に送信します。デジタル信号のため、低インピーダンスで、電気的干渉の影響を受けることなく変換器に到達します。

InPro 4850iはどのような変換器と互換性がありますか?

InPro 4850iシリーズのpHセンサは、メトラー・トレドの変換器に統合できます。これには、M300、M400、M800変換器が含まれます。変換器はお客様の環境と全測定要件に合わせてお選びください。お客様のアプリケーションに適した変換器については、最寄りのメトラー・トレド代理店までお問い合わせください。