Q1 | 天びんの選定基準は? |
Q2 | 天びんはどのような場所に設置すればいいですか? |
Q3 | 特定計量器(取引・証明用)は取り扱っていますか? |
Q4 | 天びんの精度とは? |
Q5 | 繰り返し性とは? |
Q6 | 再現性とは? |
Q7 | 直線性とは? |
Q8 | 公称値、代表値とは? |
Q1 | 天びんの選定基準は? | TOP |
A1 | お客様の使用場所/用途、ひょう量、最小表示、調整(校正)方法の4点が基本になります。
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Q2 | 天びんはどのような場所に設置すればいいですか? | TOP |
A2 | 特に分析天びんを用いた質量測定では、ひょう量結果の正確性と信頼性は分析天びんやひょう量操作そのものだけでなく、天びん自体の設置条件にも大きく依存します。
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Q3 | 特定計量器(取引・証明用)は取り扱っていますか? | TOP |
A3 | グローバルウェブサイトのためホームページに詳細が記載されておりませんが、日本ではXP上皿/XS上皿/Classicシリーズで全77機種の特定計量器を販売しております。 メトラー・トレド特定計量器について
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Q4 | 天びんの精度とは? | TOP |
A4 | 天びんの計量能力を表す項目として、「繰り返し性」と「直線性」の2項目があります。分銅校正など同一の質量のものを繰り返し測定する場合や、USPなどで要求されている最小計量値の算出には「繰り返し性」が重要ですが、未知の質量のサンプルを測定する場合には「直線性」が重要です。
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Q5 | 繰り返し性とは? | |
A5 | 同一の測定条件で同一の測定対象を、同じ条件で比較的短い時間に繰り返し測定した場合に、個々の測定値が一致する性質、または度合いです。従って、再現性とは異なります。
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Q6 | 再現性とは? | TOP |
A6 | 測定条件を変更して行なわれた、同一の測定量の測定結果間の一致の度合いです。再現性を記述する時には、変更した条件などを明記する必要があります。
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Q7 | 直線性とは? | TOP |
A7 | その天びんのひょう量範囲において、任意のサンプルをひょう量した時にそのひょう量値(表示値)が真の値から偏る度合いです。例えばPB602-Sというモデルの場合、カタログには直線性として±0.02g と記載されています。0~610gのひょう量範囲で任意のサンプルの質量値を測定した場合に、真の値から最大で±0.02gのズレが生じる可能性があることを表しています。ただし、カタログ上のスペックは風や振動などの影響がないベストな環境で使用した場合の数値ですので、実際の使用環境下ではこれらの影響も考慮する必要があります。
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Q8 | 公称値、代表値とは? | TOP |
A8 | メトラー・トレドのカタログやホームページの仕様データに使われている公称値、代表値の定義は、以下の通りです。 公称値:(振動/対流/温度変化等の影響の少ない)通常の据付環境において、天びんを正しく使用して、分銅のようなコンパクトなサンプルを用いて測定を行った場合に保証できる値です。 代表値:人間の指紋と同様に天びんは1台ごとに異なる特性を有しますが、弊社スイス本社の研究開発部門が行なった大きな母集団からの実測によれば、上記のような据付環境/使用方法において多くの器物は公称値よりも良い計量性能を発揮しているため、特に機種選定(最小計量値算出等)に際しての使用を推奨する(期待できる)値です。
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Q9 | デルタレンジ(DR)とデュアルレンジ(DU)って何ですか?その違いは? | TOP |
A9 | デルタレンジ (DR)モデルは全ひょう量範囲内で移動式の高分解能レンジを有する天びんです。風袋引きをするごとに、高分解能レンジが呼び出されます。 デュアルレンジ (DU)モデルはひょう量範囲内で固定された高分解能レンジを有する天びんです。高分解能レンジを越えると、最小表示は自動的に一桁繰り上がります。
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Q10 | FACTとproFACTの違いは? | TOP |
A10 | ■FACT:Fully Automatic Calibration Technology全自動調整機能
■proFACT:programmable FACT
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Q11 | 天びんのデータ通信速度(インターフェイス・アップデート率)は? | TOP |
Q11 | AB-S/PB-S:8回/秒、PG-S:8回/秒、PR:20回/秒、AG:5回/秒、AT/MT/UMT:6回/秒、AX/MX/UMX:8回/秒、XS、XP:23回/秒、WXS:最高92回/秒
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Q12 | プリンタには、どのケーブルが標準付属品として付いてきますか? | TOP |
A12 | LC-P45およびRS-P42、RS-P25、RS-P26、RS-P28にはRS9-RS9mfケーブルが標準付属されています。メトラーの現行機種(インターフェイス標準搭載モデル)の場合はこちらで接続が可能ですが、製造中止の天びんの中には、LocalCANなど異なるケーブルが別途必要な場合がございますので、お使いの機種のインターフェイスをご確認下さい。
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Q13 | 天びん(水分計)とPCを接続したいのですが。 | TOP |
A13 | まず必要なものは天びん(水分計)とPCを接続するケーブルです。機種によって異なりますのでご使用のモデルのインターフェイスをご確認ください。次にデータを取り込むソフトをPCにインストールする必要があります。メトラー・トレドでは数多くのソフトウェアをご用意しております。ソフトの詳細はこちらからご覧いただけます。
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Q14 | 天びんをシステムの中に入れて使用したいのですが、データコマンドはありますか? | TOP |
A14 | 双方向通信モードのデータコマンド集(MT-SICS)がございます。多くの機種でコマンドを共通化しています。コマンド集は英文のみですがPDFファイル化しており、弊社ホームページよりダウンロード可能です。またデータフォーマット集もございますので、こちらは弊社までお申し付け下さい。
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Q15 | USBインターフェイスに対応していますか | TOP |
A15 | 天びん自体にUSBインターフェイスを搭載したモデルはございませんが、RS232Cインターフェイスに接続する、メトラー・トレド純正の変換接続ケーブル(USB-RS232)をご用意しております。
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Q16 | 屋外で使用できる天びんはありますか? | TOP |
A16 | PL-S天びんは、単三乾電池×4本で20時間の連続使用が可能です。(PL203-Sを除く)
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Q17 | 風防のついていない天びんに風防を取り付けることはできますか? | TOP |
A17 | ほとんどの天びんには、風防を取り付けることが可能です。(別途、計量皿の交換が必要な場合もございます。)大容量天びんには直接風防の取り付けはできませんが、天びん全体を囲む風防もご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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Q18 | 天びんを真空チャンバー内で使用したいのですが・・・ | TOP |
A18 | AB-S/PB-S の場合、特殊ハウジングが用意されています。(品番:11103859、別途交換技術料が必要になります。)AX/XS/XP/WX天びんの場合、100mbar の気圧下でも使用できることがテスト済みです。
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Q19 | 比重測定キットのシンカーのワイヤーが切れた場合、修理はできますか? | TOP |
A19 | 液体比重測定用シンカーのワイヤーが切れた場合、修復は不可能です。理由といたしまして、シンカーはワイヤーが付いた状態で完全に調整されているため、修復すると正確な計量結果が得られないためです。 再度、シンカー(品番00210260)をお求め下さい。
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Q20 | 天びんを滅菌することはできますか? | TOP |
A20 | EOG滅菌、ホルマリン燻蒸、UV照射など、その条件によっては可能なものもあります。ただしオートクレーブ滅菌は、温度・湿度によって液晶表示部や電子回路部が破損するために使用できません。
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Q21 | E2分銅を使用しても天びんが正確な値を表示しないのですが。 | TOP |
A21 | 分銅そして、天びんそれぞれに公差があります。例えばXS205DUで20gの分銅を計測すると、E2分銅の最大許容誤差が±0.08mgで、さらに天びんの直線性としての公差が±0.2mgすから、計算上最大で±0.28mgの誤差が考えられます。従って、19.99972g~21.00028gの範囲においては正しいと言えます。 メトラー・トレドでは最適な分銅をお選びいただく上皿・分析用天びん精度チェック用分銅の選択機能をご用意しております。是非ご活用下さい。
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Q22 | 天びんが故障したようなのですが・・・ | TOP |
A22 | まずは「天びんトラブルシューティング」をご覧下さい。こちらで解決しない場合は故障が考えられますので、弊社技術サービスセンターへご連絡下さい。
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