このプレゼンテーションでは、Jennifer Schall氏が、溶媒依存の反応速度を評価し、反応速度パラメータが溶媒組成の関数となる方法を決定する方法について説明します。最後に、晶析装置の性能は、これらの溶媒依存の速度論パラメーターを使用して予測されます。これらの技術は、マサチューセッツ工科大学のMyerson Research Groupによって使用されています。
製薬会社は継続的な処理を評価してコストを削減し、管理を強化しています。フローケミストリーの観点から、混合懸濁液、混合生成物除去(MSMPR)晶析装置は魅力的です。MSMPR晶析装置には、バッチ晶析装置に比べて次のような多くの利点があります。
人口バランスモデリングと非線形回帰を組み合わせることにより、成長と核形成の速度論的パラメーターをSS MSMPR実験データから同時に回帰できます。これらの結晶化速度論パラメータは、温度と溶媒の両方に依存する可能性があります。マサチューセッツ工科大学のMyerson Groupが連続晶析装置設計の溶媒依存の反応速度を評価するために使用する4ステップのプロセスについて説明しています。短いケーススタディでは、速度論パラメータの溶媒依存性を無視することの落とし穴も実証します。最終的な目標は、市販の医薬品有効成分(API)の連続結晶化プロセスを開発することです。
Guest Presenter
Jennifer Moffitt Schall is an NSF Graduate Fellow at MIT, where she is pursuing both a PhD in Chemical Engineering and an MBA. In the Myerson Group, she studied antisolvent crystallization kinetics, focusing on how solvent mixtures play a role in crystal growth and nucleation rates. Before MIT, Jennifer graduated from Clemson University, obtaining a B.S. in Chemical Engineering with an emphasis on polymer science. She also spent three years working in the specialty chemicals industry, researching crystallization and filtration at Eastman Chemical Company as part of the Separations Engineering Research group.