ウェビナー:プロセス開発のスピードアップ(Nalas社)

高機能なフローリアクターの使用

連続プロセスに焦点を当てたプロセス開発では多くの場合、従来のバッチ反応で使用されるツールと同じものが利用できます。Nalas Engineeringは、in-lineとoff-lineの分析ツールによるデータに基づき、連続プロセスを開発しています。このウェビナーでは、PAT(Process Analytical Technology)を活用した連続フローケミストリーのプロセス開発の効率化についてご紹介します。すでに500名を超える研究者が視聴したこのプレゼンテーションを是非ご覧ください。

このウェビナーでは、連続プロセスの背景にある理論、開発を加速するために使用するメソッド、データを生成し高機能なフローリアクターの拡張性を実現するために使用するツールについて主に取り上げます。

プロセスの反応速度を制御するものは何か?反応を律速する物は

  • 反応速度論/化学反応または物性変化(スケールに依存しない)
    • 化学反応または物性変化速度
    • 濃度と温度の関係:反応機構
  • 攪拌(スケールに依存)
    • 攪拌速度=分子のリアクタ内での移動速度:マクロ、メソ、マイクロ
    • 装置の特性+反応機構
  • マストランスファー(スケールに依存)
    • 均一の液相内または液相間での分子の拡散速度
    • 濃度、圧力、kLaの関数:装置+反応系
  • ヒートトランスファー(スケールに依存)
    • 熱としてのエネルギートランスファーの速度:反応熱
    • 除熱速度=Tr、Tj、Uの関数:機器+反応系

プロセスの収量、品質、安全性を決定する反応速度

ウェビナー:プロセス開発のスピードアップ(Nalas社)
ウェビナー:プロセス開発のスピードアップ(Nalas社)

講師

Jerry Salan氏のキャリアは、米海軍での契約スタッフから公務員として始まりました。主な経歴には、魚雷燃料の生産管理、新エネルギー物質生産プロセスの開発などがあります。Salan氏は、同僚の研究員、作業員の協力を得て数十の物質をパイロットスケールにスケールアップすることに成功しました。そして複数の連続プロセスを開発する機会にも恵まれ、そこから数百キログラムの爆薬を生成しました。2007年には、コネチカット州グロトンのPfizer Inc.に入社し、製薬業界で連続プロセスに特化した研究を続けました。2010年にはNalas社に入社、そこでは大小の製薬事業のサポートと軍事用プロセス開発の継続を目標にしました。Salan氏は20,000平方フィートの施設を保有し、そこに皆様のニーズをサポートする装置を格納しています。