有用なヒントやテクニックで、健康増進と、パフォーマンスの最適化に役立つチェックリストです |
研究室には、よりリーンで安全な作業のために見直せることが数多くあります。
研究室におけるリスク要因は、有毒で強力な物質だけに限られません。繰り返し行う作業、無理な姿勢をともなう作業、身体的過負荷により生じる上肢と頸部の筋骨格疾患などの作業に関連する一般的な問題も含まれます。目の問題も低照度での作業や目を酷使する作業で頻繁に発生します。人間光学は安全だけを対象とするものではありません。快適さもその対象となります。
作業者に合った作業環境を作る
利き手の違いや、色覚障害、視覚障害を抱える作業者には、場合により特別なニーズがあります。すべての研究室スタッフが機器を効率的に使いこなせるように、機器が柔軟な適応性を備えていることを目標とする必要があります。
機器を購入したり、作業場所あるいは作業そのものを変更する前に、人間工学を考慮しながら作業環境とプロセスをニーズに合わせて調整してください。人間工学チェックリストは、有用なヒントやテクニックにより健康を増進し、パフォーマンスを最適化することに役立ちます。
「正しい姿勢と人間工学を考慮した作業プロセスは、研究室で作業を行う人によく見られる反復運動過多損傷などを防ぐことに役立ちます。」
MedicalForce社 Barbara Bienlein氏 (チューリッヒ)
無料の研究室用人間工学チェックリストで研究室の人間工学を最適化してください
人間工学の根本にあるものは、人と作業環境との関わり方です。このチェックリストは、以下の点に対する評価に役立ちます。
- 長時間の繰り返し作業
- 何時間も同じ姿勢で続ける作業
- コンピュータ使用中の目の疲れ、眼精疲労
作業のしかた
- 立ち仕事か座り仕事か
- パソコンやモニターを使うか
- チャンバーや安全キャビネットを使用する
- 天びん、顕微鏡、ピペットを使用する
- 毒性物質を取り扱う
…人間工学チェックリストは、よりスマートに気分良く作業することに役立つ推奨事項やアイデアを提供します。
テストを受け、人間工学的な改善と、これまで以上にリーンな作業プロセスを目指しましょう。