メトラー・トレドの自動化向け計量変換器は、PROFINET®、PROFIBUS®、EtherNet/IP™インターフェイスを搭載しPLCへの容易な統合性を実現しています。これによりエンジニアリング時間とプログラミング時間が短縮されます。このガイドラインでは、エンジニアリング作業やプログラミングにかかる作業の大幅な削減に関して説明しています。
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PLCに依存しない計量テクノロジーのメリット
機器メーカーにとって、PLCとネットワークテクノロジーの組み合わせは、エンドユーザーごとに異なるため装置を新たに追加して統合する場合、大きな課題になります。結果として、機器メーカーは制御テクノロジーに適合する装置の設計には多くの時間を費やすことになります。
メトラー・トレドは、一般的なPLCシステムに対応する汎用性の高い計量テクノロジーを提供しています。さまざまなPLCシステムに容易に適合できるだけではなく、実績ある計量ソリューションを選択することで、結果的に機器メーカーのエンジニアリングコストが削減されます。
メリット:
- 一般的なPLCシステムとの容易な接続
- Ethernet/IP、PROFINET、PROFIBUSネットワークテクノロジーなどの使用
- デュアルポート産業用イーサネットによるデイジーチェーン/リングネットワークトポロジーのサポート
- 容易な機械的・電気的統合とソフトウェアの統合
- グローバルなサービスとサポート
- 予測保全オプション
PLCシステムへの接続性
メトラー・トレドの新しいACT350計量変換器は、機器メーカーのニーズに柔軟に対応できる設計です。フィルタ済みの計量値を1秒あたり600回提供し、3,000e OIML/3,000d NTEPの精度で高速の計量プロセスを実現します。PLCプログラム上で振動を排除するためにソフトウェアフィルタを追加する必要はありません。これにより高速かつ高精度の充填、仕分け、バッチ処理が可能になり、スループットと収益性が向上します。
自動化プロセスに最適な設計
ACT350は自動化環境に最適です。EtherNet/IP、PROFINET RTまたはPROFIBUS経由のフィールドバス接続がコンパクトな機器に搭載されています。ACT350はDDファイルとの統合対応しているため、インストールが容易で他の変換器への転送も可能です。送信された計量値は、すぐにPLCプログラムで使用することができます。
DINレールへの設置によるスペースの節約
コンパクトな設計の変換器は、キャビネット内の省スペースを可能にします。また、複数の変換器を並列配置でき、1つのプロセス内でさまざまな計量機器を制御できます。
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