アプリケーションメソッド

熱分析自動サンプラーアプリケーション

アプリケーションメソッド

分析前のサンプル水分含有量の変化を防止

熱分析サンプルロボット
熱分析サンプルロボット

測定前に、サンプルは水分などの揮発性成分を失う可能性があります。また逆に、吸湿性サンプルであれば水分を吸収する可能性があります。このアプリケーションノートでは、自動サンプラーの密閉パンの自動開孔機能を使用してこの問題を解決する方法を紹介します。

 

自動開孔機能を備えたTGA/DSC用自動サンプラー

TGA/DSCモジュールには機種にかかわらず、自動サンプラーを取り付けることができます。これにより、測定開始直前にサンプルパンの蓋に自動で穴を開けることが可能になります。このため、サンプルが自動サンプラーのターンテーブルで待機している間の質量の不要な変化を防止できます。

自動サンプラーには以下の機能があります。

  • 24時間年中無休で稼働
  • 最大34検体のサンプルを自動処理
  • 汎用サンプルパングリッパ
  • 蓋の自動開孔/取り外しシステム

自動開孔ソリューションについては、メトラー・トレドの無料のアプリケーションノートをご覧ください。

 

 

DSC用自動サンプラー

TGA用自動サンプラー