御社のお客様の多くはISO 9001の認定を受けている可能性があります。その場合、ISO 9001の2015年改訂版は計量器などの測定装置を統合している企業にとって大きな変更をもたらすことになります。
2018年までに満たす必要がある要件
製品の品質に重要な役割を果たす計量アプリケーションに対して、リスクベースの理念によるプロセスアプローチと組織内の全レベルにおけるPDCAサイクルとの組み合わせが適用されます。企業のプロセス更新の期限は2018年9月です。
新しい要件をビジネスに変換
このため、以前御社が設置した計量機器の校正を評価するように、お客様から問い合わせがある可能性があります。このようなコンサルティングサービスは御社にとって新たなサービス事業のチャンスにもなります。再校正サービスは、御社が現在提供している予防保守サービスをさらに強化するものになるからです。
ウィンウィンを実現するパートナー関係
メトラー・トレドの専門スタッフは、Good Weighing Practice ™(GWP®)の方法論を使用して、リスクベースのアプローチによる校正プロセスを評価、推奨します。GWPでは、御社と御社の顧客に必要なあらゆる情報を盛り込んだ文書が手渡されます。そこには当社のリスク評価の結果や新たな要件に適合する再校正の推奨される間隔などが含まれています。
メトラー・トレドは、御社の顧客の設置現場において計量機器とGWP検証との適合性に関する文書も提供し、さらに御社に代わり校正サービスも実施します。このようなパートナー関係は、御社のサービス技術者や必要な点検用分銅を手配できない場合にもビジネスチャンスをさらにもたらします。