このアプリケーションノートでは、メトラー・トレドのUV5Bio分光光度計とCuveTサーモスタットユニットを使用したリパーゼの酵素活性をご紹介します。詳細はダウンロードしてご覧ください。
リパーゼとは何ですか?
リパーゼは、脂肪(脂質)の分解を触媒する重要な酵素です。ほとんどのリパーゼは、トリグリセリドをモノグリセリドもしくはジグリセリドに分解します。リパーゼは、生物の代謝だけでなく、ヨーグルトやチーズの発酵、洗濯洗剤、バイオ燃料の生産など、多くの産業用途でも重要な役割を果たします。
リパーゼ活性は分光測光法でどのように測定されますか?
ここで、リパーゼ活性は、基質1,2-ジ-o-ラウリル-rac-グリセロ-3-グルタル酸6-メチルレゾルフィンエステル(DGGR)の分解によって測定されます。この反応により、ジカルボン酸エステルが放出され、これはわずかに酸性の条件下で自発的に加水分解されてグルタル酸とレソルフィンになります。レゾルフィンの青色は、単一の波長で吸光度を測定することで検出できます。レゾルフィンの生成速度は、酵素活性に正比例します。リパーゼは温度に依存するため、40℃に温度調節されたキュベットホルダーを反応に使用しました。必要な機器、方法、結果分析については、アプリケーションノートをダウンロードしてご覧ください。