設置から予防保全、校正、修理まで、測定装置のライフサイクル全体をサポートし、サービスを提供します。
メトラー・トレドの InPro 2000 および InPro 2000i は、pHメーター測定の精度と信頼性を確保する独自機能を備えた補充・加圧可能な pH センサです。ドーム型ガラス、pH 感応膜、自動温度補正機能を備える InPro 2000 pH センサファミリーは、過酷な環境下でも確かな性能を発揮します。InPro 2000 および InPro 2000i の用途は、in-situ 殺菌を必要とするバイオテクノロジープロセスから、汚れの多い工業用化学処理まで多岐にわたります。
InPro 2000 pH センサは、長い製品寿命と信頼性の高い結果を確保するために補充可能な電解液を使用しているため、補充できないセンサと比較して大幅なコスト削減が可能です。
流動性を備えた液体電解質は、InPro 2000 が備える多くの特徴的な機能の一つとして、高速応答、正確で一貫性のある pH 測定、長期的な信頼性を保証します。
InPro 2000 は、加圧可能な基準電解液の使用により、過酷な用途においても低メンテナンスを保証します。 このセンサは、危険場所での設置のために ATEX および FM 認証を取得しています。
InPro 2000i は、インテリジェントセンサマネジメント (ISM) の高度な予測診断を使用して、必要な場合にのみ pH とRedox センサの校正とメンテナンスを計画することができます。
InPro 2000 には、3 種類の液体電解質が用意されています。 3M KCl、Viscolyt™ 、 Friscolyt™ の 3 つのオプションにより、InPro 2000 と InPro 2000i pH センサをプロセス媒体のニーズに合わせて調整することができます。
InPro 2000 と InPro 2000i には、お客様特有の設置要件を満たすことができる様々なセンサ長が用意されています。 120mm、150mm、250mm、450mm のセンサ長が利用できます。
InPro 2000i デジタル ISM pH センサは、pH センサと ORP (Redox) センサの組み合わせです。 すべての InPro ISM センサに標準装備されているプラチナソリューショングランドがこれを可能にしました。
設置から予防保全、校正、修理まで、測定装置のライフサイクル全体をサポートし、サービスを提供します。
温度センサを内蔵し、電解液の補充が可能な pH センサ InPro 2000 ファミリー は、厳しい条件の用途で正確な測定を実現するために設計されました。 動作寿命の長いセンサは、適切なメンテナンスで高い信頼性を維持し、大幅なコスト削減が可能であることが証明されています。 ドーム型ガラス、pH 感応膜、自動温度補正機能を備えた InPro 2000 は、過酷な環境下でも確かな性能を発揮します。 InPro 2000i は、お客様のプロセスへの適応とメンテナンスの計画に ISM の高度な診断を役立てることができます。
InPro 2000 と InPro 2000i の違いは、InPro 2000 はアナログ技術を使用しているのに対して、InPro 2000i は ISM デジタル pH センサであることです。 ISM の高度な予測診断機能は、InPro 2000i デジタルセンサで利用することができます。 InPro 2000i は、ORP を測定することもできます。
さまざまなタイプの化学プロセスへの最適な適応のために、InPro 2000 と InPro 2000i では、数種類の電解液を利用することができます。 3M KCl は、接合部の洗浄効率を高める高流量を実現する一般的な電解液です。Viscolyt™ の低流量は、低メンテナンスを実現します。Friscolyt™ は、タンパク質や有機溶媒の含有量が高く低温のプロセス媒体に最適です。
InPro 2000i デジタル pH センサは、pH に加えて ORP(酸化還元電位または Redox)を測定する機能を備えています。 ORP は、プロセスの電気化学的状態を説明する重要なパラメータです。 化学プロセスで使用されることが多く、バイオテクノロジー用途でも一般的に使用される測定値です。
InPro 2000i と適切な変換器の組み合わせにより、すべての ISM 機能にアクセスすることができます。 利用できる機能には、電解液の補充が必要になる時期を予測するメンテナンスタイマ (TTM) インジケータや、プロセスの条件に応じて校正が必要になる時期を診断する適応校正タイマー (ATC) が含まれます。 プラグアンドメジャー技術を備えた InPro 2000i は、プロセスから離れた場所で校正したセンサのホットスワップにより、測定ポイントでの校正を必要とすることなく素早くプロセスに実装することができます。